私は食べるのは好きだけど、食が細かった。
20代前半の体重は34キロ。
背が低いことを考慮しても、ガリガリ子でした。
こどものころは、掃除の時間が始まっても、半べそかきながら給食を食べているような子でした。
食が細いだけで、おなかが空けば食べるし、保育士時代は、先輩が山盛りに盛り付けたおかずも完食していた。
それだけ保育士はハードだったということだろうけど。
その食の細さを心配する人がいた。
私とは正反対だったのが、オットくん。
出会った当時見た目は痩せて、細マッチョ。
あんまり食べない人だと思ってた。
付き合ってみたら、その食べる量に度肝を抜いた。
彼はフードファイター並みに食べた・・・
一番嫌だったのが、空腹が長引くと、すこぶる機嫌が悪い。
こどもかっ!!
逆にあまり食べない私を彼は心配した。
私には普通だったけど、回転寿司に行って2皿で満腹という私にオットくんは驚いていた。
そんな人と一緒に過ごすうちに、私もいつの間にかなんでもぺろりと完食するようになった。
食べるようになった私をオットくんは喜んだが、二十歳当時の体重から10キロも体重が増え現在に至る・・・
(加齢もあるでしょうけどねっ)
カードを使えていた時代は、お金がないくせに食べ物にはうるさかったオットくん
私も食べてるときは幸せだと思った。
そのうち、食べられることがしあわせに変わるわけですが・・・
さて、借金生活、貧乏生活でストレスに常にさらされた私。
寝る間を惜しんで内職したり、昼は本業。
万年睡眠不足で疲れやすいなぁと思っていたころ
胃痛が続くようになり、3月より病院通い。
何気に血液検査をしたら、肝機能に絡む数値がすべて跳ね上がっていた。
コレステロールは逆に低すぎ。
どちらにしても、肝機能障害は自覚症状が少ない分、進行するとよくない。
でも、肝機能で引っ掛かったのは実は初めてではない。
前回引っ掛かったときも、睡眠不足が続いてストレスMAXだったころ。
成人病予備軍かとショックを受けつつも内心は、「ストレスと睡眠不足と運動不足が原因」とも思ってた。
そして何より、ストレスで過食気味になっていた。
マツコがこないだテレビで言ってたの
「幸福を感じない人は、食欲で幸福を感じようとする」
無自覚で満腹中枢を満たそうとするらしい。
なるほどなと思った。
自分を振り返って、食費のやりくりで炭水化物で満たそうとしていたことを反省。
オットくんの食を満たすのに手っ取り早かったのだけど、私の体には合わないこと。
検査結果の精神的ショックもあって、食欲も落ちていたことも功を奏し、摂取カロリーも自然に落ちた。
いろいろ気づくことがあり、満腹にならないよう、炭水化物の量を減らして、野菜を摂るようにしました。
あと、睡眠。
けして早く寝るわけじゃないけど、「0時には布団に入る」を目標に。
あとは、毎朝ラジオ体操。
運動不足だし、体を動かさないとと思って(;´∀`)
わずか1カ月で数値は目に見えて変わった。
大したことはしてないけれど、睡眠不足って怖いなって思った。
食べることは生きる気力にもつながるから、まずは何かを食べないといけないけれど
「おなか一杯食べる」のは体にはすごく負担であることが身をもってわかった。
疲れやすいからと運動しないのはよくなくて、ストレス軽減のためにも軽めの運動は大事。
そして、睡眠。
眠った時間じゃなくて、眠りの質が大事だと実感。
大きく寝る時間は変わってないけれど、疲れやすさはなくなった。
寝る間を惜しんで働いている人も多いと思う。
でも、自分の体を過信しないで、しんどい時は寝よう!
結局、ストレスのかかり具合なんだと思うけど。
そんなことが言えるのも、あの過酷な生活から一歩引くことができたからなんですけどね。
昔よりちょっとポチャった私を見て喜ぶおっさんが一人。
これは・・・ストレス太りじゃ!!