楽天カード延滞放置をしてしまい、その後一切連絡がなくなって数年。
突然パルティール債権回収に債権を譲渡したというはがきが届きました。
でも、段取りがつくまで連絡できずに放置した結果、裁判所から簡易書留が届きました。
内容は支払督促というものでした。
支払督促は、通常の督促の手紙とは全く違うものになります。
さあ、どうする?!ということで、私の体験談をお伝えします。
支払督促が届いたら、まずは弁護士・司法書士に相談する
裁判所からの手紙というだけで、もう冷や汗が止まりません。
支払督促なるものがどんな効力があるのか?!
全くわからなかったので調べまくりました。
調べた結果、支払督促は通常の督促の郵便よりも効力が強いこと。
さらに、借金には時効というものがあるようですが、その時効を中断させる意味もあるようです。

そんなことも含め、ネットで調べただけでは確かなことはわからないので、弁護士や司法書士事務所の無料相談などを利用して聞いてみました。
結果、まずは最終支払日を確認する必要があることがわかりました。
最近は支払督促を送ってくる業者が多いようです。
目的のひとつは時効にさせないこと(時効の中断)です。
もちろん、これが届いたら焦るので、返済を促す意味もあると思います。
そもそも、支払督促のことを調べるまで、時効のことなんて頭にありませんでした。
早速、最終支払日を確認しました。
私が相談した内容の一部を紹介します
無料相談にて、支払督促が届いたけれどどうすればよいか?と聞いてみました。
回答は以下になります。
債権回収業者のいう「期限の利益喪失日」は、単純に譲渡日を書くなど結構いい加減なことが多いです。
約定の期限の利益喪失事由はどうなっていますでしょうか。
通常は、おおむね1~2回の滞納です。
最後に支払った時から5年経過していれ、時効を主張できる可能性はあるでしょう。
いずれにせよ支払督促をそのまま確定させるならともかく、時効でなければ分割ででも支払しなければならないでしょうから、消滅時効援用、無理なら分割和解希望の旨を記載した督促異議申立書を出しておけばよいでしょう。
とのことでした。
支払督促が届いたら、まずは最後に返済した日を確認する
パルティール債権回収などに移った債権は、長い間支払われていないものが多いようです。
最終支払から5年経過していると、借金の返済が時効となっている場合も!
一応、支払督促の内容に、最終支払日が載っていますが、必ずしも正しいものではないということでした。
そういえば、以前どんなものかと思って取り寄せたCICの信用情報があることを思い出しました。
早速しらべてみたところ・・・
あと3ヶ月ほどで時効の援用ができる状態でした・・・
知らなかった。
とはいえ、支払督促を送ってきたということは、時効にさせないためということがわかりますね。
そりゃ、そうでしょうね。
借金返済が時効になることもありますが、そう簡単には時効になりません
借金が払えなくて放置するよりは、早めに行動を起こしたほうがいいということがわかると思います(ほんと、自分に言ってます)
支払督促が届いたら、必ず異議申立書を返送すること
さて、時効うんぬんはともかく、支払督促が届いたらいままでのように放置するわけにはいきません。
そのままにしてると、判決をとられて一括請求されます。
「一括請求されてもない袖は振れないし・・・」っていうのは通じません!!
なぜならば、裁判所を通じて支払督促をした場合、差し押さえをすることができるようになります。
(差押えられるようなものもないけれど・・・)
そんな思いもありますが、まずは異議申立書を裁判所に送りましょう。
異議申立書は14日以内に裁判所に届くように返送する必要があります
たいてい、簡易書留の中に同封されているので、そこに書いて送るだけでOKです。
身に覚えのない場合は・・・
届いたものの、記憶にない、身に覚えがないという場合は、その旨を書いて送ります。
ちなみに、時効の可能性があるけど微妙という場合も、身に覚えがないということを書いて送ったほうがいいです。
少しでも借金を認めてしまったら、時効の可能性があっても中断されて時効の援用はできなくなります。(とのこと。)
時効の場合は・・・
確実に5年以上経過している場合は、時効の援用を行う旨を記載し、返送します。
ただ、ほんとうに時効とする場合は、さらに時効の援用というのをしなくてはいけません。
自分ですることもできないこともないようですが、プロにおまかせしたほうが確実です。
分割での返済をお願いする場合・・・
時効にはなっていない・・・でも一括での返済もできない
その場合も、「毎月○○円ずつ返済します」という計画を記載して返送すればOK
とにかく、そのまま放置せずに送り返しましょう。
異議申立書を送ったあとはどうなる?
異議申立書を送った後は、とりあえずすぐに判決を出されることは免れます。
あとは、相手がそれを了承すれば支払督促は取り下げられます。
しかし、相手が納得しなければ、その後は簡易裁判所にて裁判に移行します。
そうなる前に、事前に債権会社に連絡して、話をつけておくとスムーズなようですが・・・
簡単に納得してくれないことも多いです。
そりゃそうです。信用ないんですから・・・
私も債権会社に電話したのですが、ここで話が難航してしまいました。
「支払督促が来たらやるべきこと」まとめ
- 最後に支払った日を確認し、時効かどうかの確認をする
- 異議申立書を裁判所に返送する
- わからない場合は弁護士や司法書士に相談する
- 債権者と話をする
支払督促が届いたら弁護士・司法書士にまず相談
時効のことなどを調べるのは、自分でやるのは時間と労力がかなりかかります。
いきなり債権会社と話をするのも緊張しますよね。
ここはプロの力を頼るのが一番だと痛感しました。
私はこちらの無料相談を利用してみました。
時効が気になる場合は
異議申立書を送付したあとは?