借金の返済に気づまり、何とかしたい!
そう考えはじめたら、まずは無料相談を利用しましょう。
でも、どこに相談していいかわからない
何をしていいかわからないという人は、私の任意整理に至るまでの体験談や、経験者の話を聞くのもいいですね。
で、いよいよ債務整理を考えたときは、いくつかの弁護士または司法書士事務所の無料相談を利用してほしいのです。
この記事では私が初めて相談した時の苦い体験談を書いています。
私が弁護士も人間です。
経験だけでなく、やはり相性ってとても大事なんです。
ナイーブなことなので、信頼できる弁護士・司法書士に依頼するようにしましょう。
私が無料相談をした時のことを、まとめてみたので、参考にしてくださいね。
借金問題・債務整理は複数に相談することの重要性を実感
任意整理するための相談先を調べていたときのことです。
「債務整理に強い」で検索すると、ラジオやテレビで有名なところがヒットしました。
そして、とある弁護士さんのサイトが目に留まりました。
ホームページを読んでいて「この人なら親身になってくれるのでは?」と、思えたのです。

さっそく電話してみました。
電話するだけで、緊張します。
その弁護士事務所は二人の弁護士さんがやってる事務所のようでした。
費用は1件20000円で、「分割も10回まで応じます」とホームページに記載されています。
そして、「何度でも相談無料」って書いてるし、相談の予約をしようと思い電話してみました。
結果的に「検索にヒットしてでてきた、よさそうな弁護士事務所」というイメージだった私の期待を裏切られたのでした。
勇気を出して相談の電話をしたのにお断り?
勇気を出して電話したのに、出鼻をくじかれました。
会話はこんな感じです。
私「あのー、債務整理のことで電話したのですが・・・」
法律事務所(以後、法)「どのよなことですか?」
私「任意整理を検討してるのですが。」
法「任意整理する会社を教えてください」
私「クレジットカードが何枚かと、ノーローンと・・・」
法「ノーローンって、シンキ(ノーローンは商品名らしい)ですよね?」
私「え?そうです(゚Д゚)」
法「シンキは最近、強硬な態度を示すことが多く、和解に応じてくれなかったり、すぐに裁判を起こす傾向があるので、任意整理の依頼は、民事再生に移行しても構わないという条件でお受けすることにしてます」
私「(,,゚д゚)え?えー・・・と・・・民事再生ってことは、車のローンとかもすべて・・・ですよね?」
法「そうなりますね」
私「・・・」「・・・」「また、検討して電話します」
法「あ、はい、わかりました」
チーンorz
電話に出られた方は女性の弁護士さんなのか、事務の方なのかはわかりませんが、はきはきとした物言いの方でした。
きっと、きっちりした性格なんだろうなーと思いつつ、心に余裕のないわたしには「冷たい・・・厳しい。。。」と感じてしまいました。
結局、相談の予約すらとれなかった・・・
この電話のあと、私はさらに迷いがでてしまうことになります。
2件目はメールで問い合わせ
豆腐メンタルが頑張って電話したのに、不安な気持ちになって終わった1度目の電話。
このままでは、借金問題が解決しないので、さらに検索をしました。
2件目は司法書士事務所でした。
電話できついことを言われるのが怖かったので、メールで問い合わせてみました。
回答もメールでいただけたのもうれしかったですね。
脱赤ララ様
この度はお問合せありがとうございます。
借金でお困りの方は、みなさま、ララ様のようなお悩みをお持ちです。
それを解消するのが、無料面談ですので、気軽にご利用下さい。
・過払いがない方でも任意整理により、月々の返済を今よりも低く設定出来ることが多いです。
・手続き費用につきましては、受任後は債権者への返済を数ヶ月ストップして構いませんので、この間に費用を分割でお支払いいただいております。
その他、ご質問がありましたら、面談時になんなりとお尋ねください。
【ご持参いただきたいもの(準備できるものだけで結構です)】
・債権者、借金残高、返済月額を書いたメモ
・カード
・督促状、請求書、ATMの紙片など債権者の連絡先がわかるもの
・収入のわかるもの(給与明細書など)
・家をお持ちの場合は、固定資産税の納税通知書または登記事項証明書または売買契約書
・1000円以上の現金(相談だけの場合は不要)
・認印(相談だけの場合は不要)
・運転免許証などの身分証明書(相談だけの場合は不要)

最初の弁護士事務所が冷たかっただけに、メールだけでもここに行ってみようと思えました。
さっそく、無料相談の予約をしました。
いざ、債務整理の無料相談へ
予約時間より早めに着いちゃいました。
早く話したいような、でも、怖いような、なんだか胸がキューーーって苦しかったです。
そして、時間10分前に扉をノックしました。
出迎えてくれたのは、アンパンマンのような(失礼な!)優しそうな先生でした。
そんな先生でも、私は緊張して、言葉がうまく出ませんでしたが。
「旦那さんの分も一緒にした方がいいですね」という話になりました。
そして、話してるうちに涙がぶわーーーっと出てしまいました。
こんな話、ほかの誰かに話したことないからでしょうか。
先生は
「ほかの事務所さんにも相談されてくださいね。冷たい対応のところはバッサリ切っちゃえばいいですから」
と、言ってくださいました。
でも、私はこんな優しい先生に話すだけでもいっぱいいっぱいで。
また、同じ話を第3者に1からする精神力も持ち合わせていませんでした。
むしろ、最初が先生でよかったのかも。
帰宅後、夫に話をしました。
依頼した決め手は「大丈夫」という言葉でした!!
夫に相談したら、「もし裁判とかなる可能性高いなら、最初から弁護士に頼んだ方がいいんじゃない?」といわれました。
そこで、さらに探してみたけれど、これっていう決め手に欠けるというか、電話(メール)するまでに至りません。
もっともっと時間をかけて、じっくり調べていろんなところに相談したかったのが本音です。
しかし、相談内容を毎回話すのが辛いこと。
さらにはマルイエポスカードの督促による一括請求期限が3日後に迫っていました。
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仕事をしながら、大きな悩みを抱えているのは苦しいですね。
そして、最終的に、最初に相談に行った司法書士さんに頼もうという結論に至りました。
この司法書士さんに決めたきっかけは、「大丈夫です」という心強い言葉をかけてくれたことです。
なんとも頼もしい言葉でした。
ここ行く前、別の弁護士事務所に相談したときに引っかかっていた言葉があります。
「シンキ(ノーローン)は最近、強硬な態度を示すことが多く、和解に応じてくれなかったり、すぐに裁判を起こす傾向があるので、任意整理の依頼は、民事再生に移行しても構わないという条件でお受けすることにしてます」
電話で言われただけだったのですが、言い方も冷たく感じたし、え?大丈夫なのかな?って不安になりました。
そのことを司法書士の先生に伝えると
「別に裁判起こすって言われても、払えないものは払えないですからねー、なんでこんなこというんでしょうね?」って言う回答でした。
もう、これで十分でした。
任意整理するために準備するもの
司法書士の先生とはメールでやりとりしていました。
まずは相談にするに当たり、当日までに用意するものは以下になります。
- 二人の収入
- 生活費
- 任意整理を行わない債権者への返済額
- 手続き費用(9月からは任意整理を行った債権者への返済)に回せる金額
- その他の支出
まずは直近の4ヶ月(6月~9月)の収支予定を明らかにすることが必要でした。
先生が状況を把握するために必要です。
任意整理ができるのか、自己破産したほうがいいのか、など。
相談当日の持ち物について
債務整理の相談に行くときに持参したものは下記になります。
- 債権者、借金残高、返済月額を書いたメモ
- クレジットカードすべて
- 督促状、請求書、ATMの紙片など債権者の連絡先がわかるもの
- 収入のわかるもの(給与明細書など)
- 1000円以上の現金(相談だけの場合は不要)
- 認印(相談だけの場合は不要)
- 運転免許証などの身分証明書(相談だけの場合は不要)
そして、これを作成&準備して3日後の仕事終わりに夫と司法書士さんのところで再訪問したのでした。
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任意整理依頼後、司法書士さんと面談から和解まで
司法書士さんに任意整理を依頼してから1ヵ月。 先生に言われていた家計簿と収支表を持って打ち合わせに行 ...
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任意整理するなら無料相談を積極的に利用しよう
私が任意整理を検討したころは、債務整理もいまほど認知度がなかったような気がします。
なにより、相談のハードルも随分下がったなと思います。
いきなり相談は・・・と思う方は、まずは減額シミュレーターを利用してみてください。
もしかしたら、将来利息がカットされ、借金の減額ができるかもしれません。
月々の返済も楽になるので、まずは一歩踏み出してみてくださいね。