こんにちは。
3月ももう終わりですが、今月はほんとうにいろいろあったのでしんどい期間でした。
FXでランド円の怖さを思い知ったり
オットくんが情緒不安定で仕事の相談というなの愚痴を毎日聞くことになったり
そんな荒ぶる3月だったのですが、巷では「破産者マップ」という恐ろしい代物を作る人がいたり
ファイディングアプリPolcaで「お利息ポルカ」を募る人までいたり。
特にポルカの人は「借金キャラがおいしすぎて借金返したくない、返すつもりない」と発言。
ポルカと上記の発言にモヤモヤが広がりました。
利息が払えないのでPolcaでお金を集めようとすることについて
私も外から見れば「借金持ち」というキャラ。
ブログのテーマにもなっているわけですしね。
もともと「借金をネタにブログを始めるぞ!」みたいな気持ちではじめたわけじゃなく、返済する過程を記録することを目的にはじめました。
なので、いまでも胸を張って言えることではないって思ってます。
「お利息ポルカの人」は顔出しもしてますし、まさに自分をコンテンツにしてます。
※リンクはしませんが、ツイッターの検索バーに【利息 polca】で検索すれば出てくるかと。
それで収益を得て、生活するっていうのもありでしょう。
人それぞれ、仕事や稼ぎ方は色々だと思うし「借金インフルエンサー」として生きていくのも別にいいと思います。
でも、お利息ポルカには正直、「そんなこと、する?」とびっくり。
さらに、支援する人もたくさんいて、途中経過で23.700円まで集まっていたのもびっくり。
支援する人なんているんだ・・・なんて思ったけど、ファンだったり「なにかやるんじゃないか?」って期待を持たせる魅力がきっとあるんだろう・・・たぶん。
普通の人ならだれも支援しないと思うし、この人だからってのもあると思う。
時間が経ってそんな風にも思えたけど、「私は」やっぱりいい気持ちはしなかったけどね。
この人がどんな影響力があるかはわからないけど(炎上はよくしてるっぽい)
真似する人も出そう。
稼ぐために「借金」を作って「借金キャラ」になる人とか?
・・・いないか・・・
同情をかってお金を集めるとか・・・
ていうか、なんちゃってサイマーで、利息もたぶん払えるぽいです。
架空ブログブームの頃を思い出す
一昔前、架空ブログがブログ村で乱立してたときのことを、ふっと思い出した。
私も当初は、「嘘の話でお金稼ごうとするなんて」と思って、憤っていたこともあったけど
結局、読むか決めるのは「読者」だし、騒いだところでやる人はやるし・・・と、興味すらなくなってしまった。
まあ、自分がランキングを気にしてたから、余計にいろいろ思うことはあったけど。
架空ブログに限らず、「面白ければいい」かもしれない
でも、詐病して「過食症をネタ」にしたりしていたし、傷つく人もいる場合は面白くもなんともないんです。
借金キャラはおいしいのか?
ポルカの人は動画で「借金キャラはおいしい」と、のたまっていたらしい。
なにーーー!?って思ってたんだけど、改めて動画をみてたら「返せるだけのお金はあるけれど、借金キャラがおいしいのであえて返さない」ということらしい。
まあ、金融会社にしても、「返済能力があって借金してくれてる人」は嬉しい客なのだろうかと思ったり・・・
ほんとそれは好きにすればいいと思うし、私としては自分もまだ借金があって返済中なので人のことをあーだこーだ言う資格があんまりないのだけど。
でも、「借金キャラがおいしい」と、公言するのはどうかなと思う。
twitter見てると、借金返済に奔走する人ってほんと多いんだなっておもう。
私はブログをはじめたときに、ほかのブログを読んで「自分だけじゃない」って思えたのもよかったのだけど
最近twitter見てると、借金抱えてる人ってどんどん増えてるなと感じる。
増えているというよりは、匿名ながらも公言して呟く人が増えたのか。
でも、早く完済したい、なくしたいって思ってる人がほとんどなので、「お利息ポルカの人」は見てる世界が違うんでしょう。
ほんとに借金抱えてしまって、必死に返済してる人が多い。
債務整理を考えるに至る人も多い。
対して、返済能力があるのに、影響力とかおもしろさで「お利息ポルカ」はよろしくないと思うわけです。
先日、クラウドファンディングがらみで逮捕ニュースが流れたのはご存知でしょうか。
物乞いをしたとして、書類送検されてもおかしくないです。
また、このポルカをみたひとがアコムに直接連絡したということもあったようで。
アコムがこれに反応するのかもちょっと気になるところですけどね。
あと個人的に、「ブログをはじめたいのでMacBookを買うお金を支援してください」って言うのもよく見かけますが、あれも理解できません。
MacBookじゃなくてよくない?
そもそも、自分で用意すればいいのでは・・・
で、支援してくれた人に何をリターンするのだろうか。
Polcaのイメージも悪くなりますね。
そもそも、やりたいことを企画して、その支援を集めるのが目的でしょ?
本来の使い方って、超個人的な理由で使うのもどうなのかな。
破産者マップを作った理由なんて愉快犯としか思えない
もうひとつザワザワしたのが、「破産者マップ」
いまさら感あるけど、話題になっていたときはどちらかというと広めたくなかったんです。
知らない人は知らないままでいて欲しかった。
知ることで傷ついた人もいたんです。
何気なく自分の周辺をしらべたら、身内が破産していたことを知った
会社に言ったら「おかえ、自己破産してるんだ」と笑いながら言われた
私、自己破産はしてないですけど、債務整理者。
まさか、何かの間違いで自分の名前があったら・・・と不安になってみてしまいました。
結果、もちろん載ってる訳はなかったのですが、「自分の周辺にこんなにいるの?」と逆に驚いてしまって。
見てはいけないものを見てしまったと、そっと閉じました。
コレを作った人は以下のように、理由を説明していました。
誰もが自由にアクセスでき、公開されている破産者の情報の表現方法を変えるだけで、これほど多くの反応があるとは思わなかったのが正直なところです。国や自治体が持っているデータ、公表しているデータの表現方法を変えれば、そのデータの持っている本質的な価値に近づけるのではと思います
— 破産者マップ (@hasanmaptokyo) 2019年3月18日
ほかにも理由をいろいろと書いてましたが、結局愉快犯と変わらないと感じる。
普通に考えて、騒ぎになること、もっと想像力があれば「自分が訴えられる可能性があること」もわかると思う。
破産者は官報に掲載されて、だれでも見ようと思えば見られるかもしれないけれど
そもそもは、破産者が官報に記載される理由は、当事者である有権者と金融機関が情報を把握するため。
今回のように、不特定多数が興味本位で閲覧するものではないんです。
どんなに、もっともらしい理由を並べたところで、破産者マップを作る意味なんて愉快犯以外にあるかなと。
問題提起にはなっただろうけど、同じような物をまた作る人が出るかもしれないし
一度公開された情報を、全て回収するのは困難。
ほんとに絶望的な気持ちになった人もいるはず。
早く借金完済しないとと、強く思う
借金にまつわる問題を目の当たりにして、早く完済したいと改めて思いました。
ここ数日、オットくんの仕事のこととかもあったので、私もっと頑張らないとと強く思いました。
せめてお利息ポルカの人も、借金インフルエンサー(?)なら「借金を完済してそのあとの姿を発信していったほうがいいんじゃないの?」って、私は思う。
一括で返せるようなことも言ってたし。
そもそも、その収入はスポンサー制度で得たお金がはいってるんですね。
「ブログの広告枠を提供してる」といえば、ありなのか。
それでスポンサーさんにはリターンがあるのかな。宣伝効果?
考えれば考えるほど、よくわからない。