実は、今年の確定申告のタイミングで、開業届を出しました。
いつも使ってる会計ソフトが、「青色申告にしたら~」っと、やたら私にプッシュしてきたからです。
出してよかったのかどうかは、今年が終わらないとわかりませんが(おいっ)
届を出すこと自体はあっけないもので、とっても簡単です。
ただ、悩める情報が。
夫の扶養に入っている場合、開業届を出した時点で扶養から抜けなくてはいけない?
えーーー!そんなに稼いでないのに扶養抜けたら保険料の負担が気になる。
開業届を出したら、扶養を抜けないといけないのか?
※ここでいう扶養は主に「健康保険上の扶養」の話になります。
なぜ開業届をだしたのか
在宅で仕事をするようになって、多くはないものの収入があります。
副業時代から、毎年確定申告は白色申告をしていました。
それで事足りる程度の収入でした。
でも、いまは専業主婦の傍ら、ライターやブログ運営、データ入力等で細々収入を得ています。
月の収入が5万前後が続くようになったら、青色申告の準備をしていたほうがいい・・・なんて、いろんなところで目にしました。
そう・・・ある日突然、爆発的に稼ぐようになってからだと遅いかもしれない。
ライターの継続案件などもあったので、5万以上続くかも・・・そう思った昨年の12月。
もし、それほど稼ぎがなくても、その場合は外で働くことも考えていた私。
副業でもある程度収入があったら、青色申告していたほうが控除額が大きいのでメリットがあるぞ。
と、勢いで開業届を出すことを決めました。
専業主婦で開業するメリットとデメリット
まあ、開業届を出すのがいいことばかりではないのです。
勢いで・・・といいつつ、かなり悩みました。
私が感じたメリットとデメリット
ココがメリット
- 青色申告者として、65万控除が受けられる
- 赤字を3年間繰り越せる
- 青色申告10万円控除で簡単に済ませることも可能(簡易帳簿でOK)
もちろん、ほかにもメリットはあるんですが、私の中ではこれらが大きいかな。
開業届を出さないと、青色申告はできませんよ!
ココがデメリット
- 青色申告には「複式簿記」が必要(知識がない)
- 家族の扶養になっている場合、抜けなくてはいけないかも(いろいろパターンがあります)
特に、気になったのが扶養抜け問題でした。
中途半端な稼ぎで、扶養から外れてしまった場合は辛いかも。
国民健康保険なんて、高いイメージしかない。
複式簿記の知識はないけど、会計ソフトを使えばそこまで難しくないとのこと。
おすすめ
どちらもお試し期間があるので、使いやすいほうを比較検討できるのでおすすめです。
メリットやデメリットの詳細は、こちらの本がかみ砕いてあってわかりやすいのでおすすめ!
扶養の件は、早速オットくんの会社が加入する健康組合に確認してみました。
開業届を出しただけでは、扶養を抜けなくてもよかった
電話苦手なので、緊張しつつも問い合わせ。

在宅で少々収入があるのですが
開業届を出したら、扶養からすぐ抜けないといけないのでしょうか
回答
すぐに外れることはないのですが、いくつか条件があります。
- 月に10万8333円以上収入がある場合は扶養から抜ける
- 売上ー経費=所得が10万8333円以上の場合
- 経費は、最低限必要なものに限る
※社会保険上の扶養の上限額130万円を単純に12か月で割った金額になります。
とのこと。
オットくんの会社の健康組合は、すぐに抜けなくていいんだ!
でも、確定申告で出してる経費すべてではないところが難しいですね。
まあ、私の現在の在宅収入の範囲なら全く問題なかった(^^;

※あくまで私の場合の話なので、各自で問い合わせが必要です!
専業主婦が開業届を出す!扶養を抜けなくちゃいけないの?まとめ
ポイント
- 旦那さんの扶養に入っている人は、開業届を出す前に健保に確認!
- すぐに抜けなくていい場合も、収入が一定の金額を超えたら抜けなくてはいけない
- 青色申告は大きく稼ぐ前でも開業できる(おおむね月3万くらいがポイント)
- 簡易簿記の青色申告10万控除で提出も可能
でも、いそいで開業届出して個人事業主になる必要もありませんよ。
年38万円以下の所得であれば確定申告もしなくていいですしね。
専業主婦の方は、まず月3万目指して扶養内で在宅ワーク等を始め、それ以上になれば個人事業主として開業するのがよいかと。
私の場合は、この先パートで働きながら、副業で+α収入を得たいなぁという考えもあります。
それを見越しての開業届だったりします。
手続き自体は簡単なので、いっぱい悩んでよいと思います。
私は今年の3月、確定申告の時に開業届も提出しました。
これが、拍子抜けするくらいあっけなく。
書類提出して、目の前で受け取って終了でした。
開業届は全自動のクラウド会計ソフト「freee(フリー)」で作りました。
いつも使ってる「やよいの白色申告」から作ろうとしたけど、よくわからなくて。
開業freeeはそんな私でもサクサク作れたので、これから開業届出そうと悩める主婦の方にもおすすめです!
そんなわけで、晴れて個人事業主となったわけですが。
次回予告
開業届を出して後悔した私・・・その理由は
です。