「騙されるほうが悪いんじゃない?」
そうおっしゃる人もいるかもしれません。
もちろん、隙があったともいえます。
でも、騙すほうが絶対に悪いんです!
さて、詐欺に遭ったかもしれないけれど、この後どうすればいいのか?
悩みました。
今回は、私が第三者として間に入っていますが、騙されている当事者の人はなかなか行動を起こせないはずです。
なぜなら、騙された事実は恥ずかしくて人に言えない、言いたくない。
自分が悪いのではないかと、自分を責めてしまって動けなくなります。
誰にも言えずに、泣き寝入りする人も多いと思います。
でも、ここは勇気を出して行動して欲しいのです。
できればお金も返してもらいましょう。
また、訴え出ることで次の被害に遭う人を阻止できるかもしれません。
何かおかしいと感じたらまずは消費生活センターに電話を!
母の被害を知った私は、まず状況を洗い出しました。
- お金を譲ると言われたけれどお金を受け取れない
- その間、メールのやり取りで課金サイトに誘導されている
- 課金サイトに後払い金と称して10万円ほどの残があった
私が気になったのは、コミュニケーション(出会い系?)サイトの後払いでというのを利用したことになっていること。
この時点で経緯はわからない(本人もよくわかってない)けれど、とにかく後払い設定で請求があって、この支払いもしていたよう。
払っても減らない残高。
「詐欺なら払わなくていいだろう」とは思いましたが、私の勝手な判断も怖い。
とにかく弁護士などに相談したほうがいいとも思いました。
でも、どれくらい費用が掛かるわからないし、本人もこれ以上使えるお金はない状態。
とりあえず、詐欺に強い弁護士さんをリサーチ。
次にふと思い浮かんだのが「国民生活センター」でした。
※別の記事にも書きますが、国民生活センター⇒各自治体の消費生活センターに繋がります
相談しても、何の解決にもならないかもと、あまり期待はしてませんでした。
でもとにかく行動して、一つずつクリアにしていかないといけません。
が、これがビンゴでした!
ネットで検索し、早速電話をしました。
ちなみに相談は全国にある消費生活センターに電話します。
もっと詳しく
もしくは、住んでいる市町村のホームページにも載っています。
出た相手に、「身内が詐欺の被害にあったかもしれない」と切り出しました。
国民生活センターに電話して聞かれたこと
まず、身内が詐欺の被害にあったかもしれないと伝えました。
電話に出た方には、以下のことを聞かれました。
- 被害にあったご本人はそばにいるか
- どういった詐欺の内容か
電話で相談するときには、被害内容をメモに書いて伝えるのがスムーズです。
そして、「一度消費生活センターに来てほしい」と、言われました。
そのときに、詳細を詳しく聞くとのこと。
聞き取りや調査等で、半日くらいはかかるだろうと言われました。
翌日の予約を取って、電話を切りました。
詐欺と気づいたらまず次にやるべきこと
母は気が動転して心ここにあらずといった状態でした。
とにかく、私はその詐欺サイト(人)のメールのやり取りや、サイト全体をくまなくチェックしました。
何かおかしなところがあるはず。
そして、消費生活センターにまず相談を!
その際に、消費生活センターの担当の人にも、課金の証拠を見せると、より伝わると思います。
やり取りのスクショや、あるだけの支払い明細を集めました。
そして翌日、消費生活センターへと向かいました。
騙されたかもと思ったら
副業詐欺や出会い系詐欺など、ネットを使った詐欺が今は増えています。
もしかしたら?
でも、自己責任かな?
そんな風に悩んでるなら、一度相談だけでもしてみましょう。
大切なお金、返ってくるかもしれませんよ!
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