詐欺にあったのでは?と思い、翌日には消費生活センターの窓口に相談に行きました。
気づいたときにすぐに行動を起こさないと、証拠も消されて逃げられる。
そんな気がしました。
正直、相談時点では返金についてはあきらめていましたが、このまま泣き寝入りは悔しい。
しかし、私の想像を超えて、消費生活センターの方は親身に、そしてすぐに動いてくれました。
消費生活センターとはどんなところか
消費生活センターってきいたことあるでしょうか。
国民生活センターってのもあるよね?
何が違いはあるの?
この記事では簡単にかきますが、両方とも消費者の困ったところの受け皿になるところです。
詐欺にあったり、購入した商品の不具合等がでたときなど、トラブル相談を対応しています。
そして、実際に相談するところが、全国各地にある「消費生活センター」です。
親が国民生活センターで、子が消費生活センター・・・という感じでしょうか。
とにかく、何か相談するときは
ポイント
消費者ホットライン(188)
「イヤヤ」で覚えよう!
平日はお近くの消費生活センターに、土日祝日は、国民生活センターに繋がります。
また、直接最寄りの消費生活センターに電話をかけることも可能。
私は、検索して直接電話しました。
相談するときに用意しておくとよいもの
相談しに行く際には、ある程度ことのあらましをまとめておくと、冷静に伝えられると思います。
また、お金を払ったという証拠となるものも一緒にもっていきましょう。
- クレジットカードの利用明細
- コンビニ決済をしたときの領収書等
最低限これらがあるとスムーズです。
消費生活センターとのやりとりの様子
約束の時間に行くと、ミーティングルームのようなところに通されました。
担当者は女性の方で、「やさしさの中に力強さのある」そんな印象の方でした。
早速、経緯を話します。
もちろん、話すのは被害にあった本人(母)です。
しかし、まだ動揺してることもあり、記憶もおぼろげなところも。
それをポイントを絞って、担当の方は引き出していきます。
この日にやったこと
- 詐欺の被害の流れや経緯を伝える
- クレジットカードの利用明細のウェブ明細⇒印刷
- 詐欺サイトの運営者情報をスクリーンショットで保存⇒印刷
- クレジットカード会社等に経緯の説明と相談
一番の驚きは、すぐにカード会社等に電話で経緯の説明や返金の相談をしてくれたことです。
特に、クレジットカード会社はこういう時、味方になってくれる場合が多い・・・のですが
すでに、利用して2か月ほど経過していたため、「返金は難しい」との回答がありました(しかし、その後ドンデン返しが!)
電話は相談員の方がしてくれます。
さて、この日は午前10時に行って、お昼休みをはさんで午後4時までがっつりかかりました。
でも、ここまで動いてくれるとは思わなかったです。
とくに、返金に関しては無理だと思っていたのですが、相談員の方は「返金」をメインに動いてくれました。
そうなんです。
どちらかというと、相手を潰すような動きというよりは、いかに被害を取り返すかに重きを置いているんですね。
次回までにやること
時間いっぱいまで相談したわけですが、1日では終わりません。
次に「宿題」を出されました。
「返金してもらうに際し、手紙を書いてほしい」とのこと。
どんな手紙をかくかというと
「こんな経緯でこんなことがあり、お金を支払ってしまいましたが、騙されていることに気づきました。
そのため、〇〇円を返金してほしい」
といった内容を、A4用紙最低1枚分は書くように、とのことでした。
特に、読んだ相手が「これだったら騙されても仕方がないよね」っていう内容でなければ意味がないとのこと。
そりゃそうですよね。
この経緯を思い出す作業は、被害に遭った人にとっては苦しくもあり、「騙された事実」を再確認するうえでも重要だなと、個人的には思いました。
手紙が書けたら、一度電話するようにと言われ、この日は帰りました。
騙されたかもと思ったら
副業詐欺や出会い系詐欺など、ネットを使った詐欺が今は増えています。
もしかしたら?
でも、自己責任かな?
そんな風に悩んでるなら、一度相談だけでもしてみましょう。
大切なお金、返ってくるかもしれませんよ!
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