詐欺発覚から消費生活センターに相談。
そして、ついに!3ヶ月かかりましたが、返金されました。
返金については期待していなかっただけに、ほんとに相談してよかった!
動いてよかった!
さて、相談してから返金されるまでの実際の流れです。
返金のための手紙を書いていく
>相談したときのことはこちら
返金は詐欺サイト(会社)ではなく、決済した会社からされます。
まず、返金についてですが、詐欺をした会社ではなく、クレジットカード会社等、決済した会社から返金されます。
消費生活センターでするのは、あくまで返金を求めること。
詐欺をしたほうにダメージがないのでは・・・と思うかもしれません。
詐欺(まがい)サイトのほうへは、決済会社から何らかの処置があるのかもしれませんが、こちらではわかりません。
でも、特殊詐欺などは、多くの人が国民生活センター(消費生活センター)に訴えることが重要なんです。
詳しくは別の機会に書きたいと思いますので、ここでは割愛しますね。
返金してもらうためには、被害を訴えなくてはいけません。
決済会社への電話対応等は、消費生活センターの相談員の方がしてくれます。
カード会社は本人確認が必要ですので、その時だけ電話を替わりました。
ちなみに、決済直後であれば、相手への支払いを止めることが可能な場合もあります!
気づいたらすぐに、決済会社に電話したり、消費生活センターに連絡することを覚えておくといいですよ。
さて、電話ではすんなり「わかりました、返金しましょう・・・」
なんてことにはなりません。
そこで、手紙で訴えかけていきます。
被害の詳細が分かっているのは被害者本人なので、ここからは自分でやっていかなくてはいけません。
ちなみに、どう書いていいかわからないと思いますが、そこは相談員の方がいろいろとアドバイスくれます。
とにかく、まずは箇条書きでもいいので、どういう経緯で詐欺に遭ったかを事細かく書き出して整理しました。
騙されたことなどを思い出す作業なので、しんどいこともあると思います。
返金依頼の手紙を書いて業者に送るまでのこと。
この際のやり取りも、ほとんどメールと電話でできました。
なので、消費生活センターに足を運んだのは1回だけです。
手紙に加えて、サイトのスクリーンショットも証拠になる部分を印刷します。
今回は、出会い系サイトに誘導してメールのやり取りをしていたので、そのときのやり取りが残ってればスクショします。
ただし、このサイトは、1週間しないうちに過去ログはなくなってしまう仕様になっていました。
証拠をなるべく残さないようにって感じしますね。
とにかく、少しでも状況がわかるようなものは、残しておきましょう。
詐欺かもと思っても削除はすぐにしないこと
もし、詐欺かもしれないと思っても、すぐに相手に問いただしたりサイトを削除しようとしないほうがいいです。
なるべく引き延ばして(課金しない範囲で)、相手に「バレてるかも?」と思わせないのも一つの作戦です。
逃げられたら、困りますしね。
何度か書き直して、ようやく完成しました。
そして、この手紙を決済会社に郵送します。
クレジットカード会社の場合は?
今回はコンビニ決済(セキュリティーマネー)とクレジット決済を利用していました。
ちなみにセキュリティーマネーとは、コンビニなどで個人情報を相手に知られることなく支払いできる決済方法です。
少額なら、個人情報流出を防げるしいいのかもしれませんが・・・
クレジット会社の場合は、利用してすぐであれば比較的すぐに返金に応じてくれる可能性が高いです(相談員談)
でも、今回は、2か月以上前で返金対応はできないと、最初の電話で言われていました。
ただ、返金はなくとも被害を伝えることは重要なんです。
というのも、そういうなにか怪しげな会社と取引をしているということが問題であり、それをクレジットカード会社に認識してもらうことが大事。
そして、カード会社は協力してもらえないということで、カード決済を利用している会社に直接交渉することとなりました。
明細をみると、どこにお金を支払ったかはわかりますよね。
この決済会社自体も海外を経由しており、間に何社かはさんでる可能性が高いとのこと。
間にいくつか挟むことで、あとをたどりにくくなっているんだそうです。
そして、協力してもらえない可能性も高い(><)
それでも、こちらの会社にも経緯書を郵送ではなく口頭で伝えることになりました。
経緯の手紙を送付後、返金に応じると連絡があった!
手紙が完成し、書類を受け取った業者から、連絡があったと相談員さから電話がありました。
結果、返金に応じるとのこと。
やったーーー!!
レシートがあった分はすべて返金されました。
さらに!
数日後相談員さから電話があり、クレジットカード会社からも返金する旨の連絡があったとのこと。
わああああ!!
総額にして・・・〇〇十万返金されることになりました。
(実際はうん百万かもしれないのですが・・・古い領収書は捨ててしまっていたので、過去にさかのぼっての返金依頼をしなかった)
コンビニで決済した分は、10日ほどで。
クレジットカード分は、カードの引き落とし日に入金されていました。(明細にもちゃんと載ってました。)
相談から返金されるまでの3ヵ月の記録まとめ
相談してから約3ヵ月。
クレジットカード会社のタイムラグがあったので、実際には、1ヵ月半ほどで返金確定の話にまとまっていました。
おもったよりもスピード解決!!
もし、何かおかしい・・・もしかしたら騙されてるかも・・・
どんな案件でも、些細なことでもぜひ動いて欲しいです。
騙されるほうが悪いんじゃない!
騙すほうが悪いんだ!
残念ながら、返金されてもその会社自体がなくなることはありません。
のらりくらり、法律の網を掻い潜って、いまも人をだましつつ儲けています。
正直、「どう考えても怪しいでしょ」なんて人ごとに思ってる人ほど、騙されるんですよ。
明日は我が身です。
自分じゃなくても、身内が被害にあっているかもしれません。
そのときは、消費生活センターに一度相談してみてください。
この経緯が、誰かの役に立ちますように・・・
(まさか、次回が存在するとは、この時の私は知る由もなかった・・・)
騙されたかもと思ったら
副業詐欺や出会い系詐欺など、ネットを使った詐欺が今は増えています。
もしかしたら?
でも、自己責任かな?
そんな風に悩んでるなら、一度相談だけでもしてみましょう。
大切なお金、返ってくるかもしれませんよ!
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