昨夜、親友からラインでメッセージが届いた。
ご報告
私、今妊娠していて安定期に入りました
この一文が目に入って、私は声をあげて喜びました。
でも、次の一文を見て、喜びとショックが同時に来て、軽くパニックになってしまいました。
産むからには、頑張っていきなきゃな~
私と親友は学生時代からのつきあい。
ヤンママ(ヤングママの方ね)全盛期には、「早く結婚して、ベビーカー並べてショッピングしよう」なんて語り合っていたけれど、気づけばいいお年頃になってしまいました。
彼女はずっと不妊治療をしていました。
そんな中で、おととし、子宮に腫瘍が見つかりました。
幸い、そのときは良性だったのだけど、検査を続けているうちに、ガンが見つかったのだと。
そして、手術と薬でガンが消えたタイミングで、主治医の先生も今しかないとの後押しの元、不妊治療の末、幸いにもすぐに授かることができました。
でも、ガンが一度でも見つかったら、常に経過観察をしなくてはいけません。
しかし、現在妊娠中なので、検査ができないので、恐怖だと。
それでも、「産むからには、頑張っていきなきゃな~」」という言葉で結ばれていました。
最初読んだとき、私パニクり過ぎて、病気と赤ちゃんが共存している状態なのかと思って泣いてしまいました。
赤ちゃんもそうだけど、私は親友の体のことが心配で心配で、たまりませんでした。
今日、改めて読み返して、一応ガンは消えているということで、安堵していますが、それでも自分のことのように不安で、昨日から何度も涙がこぼれます。
子宮を取れば助かるんでしょ?
彼女に最初に腫瘍が見つかった時、旦那さんは「子宮を取れば助かるんでしょ。よかった」と言ったそうです。
旦那さんはもちろん、彼女に生きて欲しいから言った言葉です。
でも、私の親友としては、「そうそう子宮を取るっていう決断はできないよ・・・」と。
私も過去に体調を大きく崩したことがあり、命を落としかけてます。
私の命は、別の命と引き換えに永らえているものだと思ってます。
オットくんに言われています。
「こどもは欲しいと思ってるけど、妊娠中に何かあったら、僕はララちゃんのほうを選ぶから」
もちろん、こどもには申し訳ないけど・・・という思いが前提にあるんですけどね。
新しく育む命、消えないように戦う命・・・
いつかはこの世から去る日は訪れるし、それがいつかはわかりません。
大切なものを守りつつ、後悔しないように、がんばらなくちゃな~
いっぱいともだちとも会いたい。
いっぱいあそぼう
いっぱい仕事して稼ごう
まずは、親友に会いに行く!
正直、私の中では一番辛い経験をしてるので、今の生活耐えられてるのかもしれないな~
「命」は、人を一叩き(ひとたたき)と書く。
殴ったり蹴ったり、人を痛めつけることで命を感じる。これは大間違い。
寝てる時、無意識の時、今も叩き続けている心臓。
心臓の一叩きの連続が命。
その命を命懸けで産んだのはお母さん。女性です。
命の始まりは女なんです。
「女」が土「台」となって「始」まりとなる。
俺ら男は、女の人を粗末にしちゃ絶対ダメなんだ。
君らを産んだお母さんは命懸けで君らを産んだんだ。それは間違いない。
命懸けで産んだものが命なんだ。人間はそれを何度も繰り返してきた。
ここからは、皆が命を繋げていく。
ここから出たら、命を広げて行ってください。
引用:少年院で「命」の講義!ゴルゴ松本の漢字の授業より
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。