生活のために借金をするようになったり、病気で仕事が続けられなかったりとなかなかヘビーな状況のクレーマーさん。
そんな彼女に、生活保護の申請をしてはどうか?と提案しました。
役所によって対応が違った生活保護の相談
今回の市役所の担当さんは、以前住んでいた市の担当さんより、親身に話を聞いてくれたそうで
「年下の女の子で優しそうだった」
話しやすかったんだと思います。
そして、「このまま申請すればたぶん通ります」と言われたと。
その場で、金額の計算もしてくれます。
支給額は12万
クレーマーさんは、今月の家賃分の支払いを残して、手持ち金が6万弱ありました。
そこで、支給額の半分以下までこの手持ち金を減らすように言われます。
それから、申請してくださいと。
まず、光熱費などの支払いがあるなら、優先的に払う。
次に、食料品などを買うなどして、お金を使うように言われます。
生活保護を申請して下りるまで、その手持ちのお金で生活をします。
家賃の支払いは待ってもらい、生活保護費が支給されてから支払うことになります。
その分、生活を優先させるというわけですね。
2週間後、申請した日から計算した金額が支給されます。
というわけで、二日後に面談の予約を取り、それまでに書類を用意することになりました。
今回、相談した結果は、数年前に相談した時と対応が全然違ったということで、
クレーマーさんもちょっとだけ、ホッとしたようです。
「○○市はウソばっかし言ってた!」と憤慨しておりますが (゚∇゚ 😉
担当していても無知な人が多いのが現状
市役所によって方針も違うとは思いますが、担当する人によっても、対応は全く異なります。
生活保護に限らず、合わない担当さんにあたったら別の人に代わってもらうことで、ちゃんと対応してもらえることもあるかもしれません。
というのも、案外仕事で担当していても無知な人もいるんです。
生活保護は1回しか引越しできません!と、平気で言う人もいます。
受給中でも理由があれば引越しもできますし、引越し費用も条件が合えば負担してもらえます。
また、生活保護を申請すると、親族などに役所から連絡が入ります。
この連絡は「援助することはできないか?」という確認の意味があります。
クレーマーさんは、あまり家族に恵まれているとはいえません。
お父様は数年前に亡くなられています。
母・姉とは、連絡先はわかっても、住んでるところも知りません
「どうせ、私を助ける気なんてないし、そんなことは言わないから」
なんだか切なくなります。
その後、こんなメッセージが流れてきました。
「最近、親子愛とか兄弟愛を描いてるドラマ見て
『うらやましい』って、しみじみ思ってたな~
『普通はこんな感じなんやな』って思うと
運が悪かったんかね」
なんかね・・・こちらも苦しくなります。
クレーマーさんは、愚痴っぽいところもあるし
ちょっぴりめんどくさい人って思うときもあります。
その人のバックボーンを知ると理解できることもある
でもね
彼女がどんな環境で育ったのかは、想像することしかできないけれど
淋しい思いをして過ごしてきたのかな・・・と、思うわけで・・・
そりゃ、愚痴も言いたくなるし
世の中嫌になったりするだろうなーって
その人の背景を知ると、
行動の意味とか、なんとなく理解できる部分もあり、ほっとけないなーと思うわけです。
ただのおせっかいとも言えますが・・・
さてさて、申請についてはなんとかなりそうですが、一つ気になる点があります。
-
生活保護費は借金返済につかえないので、自己破産になります。
派遣社員時代の同僚さんが、仕事がなくなると困ってました。 その時に、「生活保護は無理だと思うからお金 ...
続きを見る