徒然思い

生活保護と自己破産とマイナンバーと通院履歴


派遣時代の同僚が、生活保護の申請をしました。

その次にやらなくてはならないことがあります。

それは、自己破産。

あたりまえですが、生活保護費を返済に充てることはできません

(そこまで調べることは、現状できないようですけどね)

生保で申請をしたときに、担当の方から法テラスのことを教えてもらったクレーマーさんは、早速予約の電話をしました。

法テラスで自己破産の相談をする

1週間後、法テラスへ相談にいきました。

結果的には、現状借入しているのは2社

債務合計は数十万なので、一般的に返せない金額ではありません。

あくまで一般的な金額であって、現状の彼女では無理です。

 

相談の結果

「生保が決まらない限りは絶対返せないという金額ではないので、生保の支給が決まってから自己破産の手続きをしましょう」

という話になったそうです。

 

マイナンバーで病気がばれるのか?

着々と手続き関係が進む中、彼女が私に不安を吐露しました。

「これからは、仕事がもし見つかってもすぐにクビになる確率が大やねん」

どういうことかと尋ねたら、

「来月からマイナンバー制度はじまるやん。

通院歴とか全部仕事先にバレるらしいよ。私の病名が知れたら、今まで以上に仕事に就かれへんような気がする」

会社に病歴や通院歴がわかるかはまた別の話と思われますが・・・

病気が人に知られるのはやはり嫌だと。

 

「誰にでも内緒にしておきたいことがあると思う。それが私の場合は病気。
自分から教えるのと勝手に知られるのとでは全然違うから・・・」

「国が責任持つっていうなら、それに頼るしかないわ
同じ病気の人間は、これから苦しむと思う」

先日、彼女に病気のことを打ち明けられました。

彼女の言わんとすることもわかる気がします。

病名はその時知らなかったけれど、体調も良くない感じだったので生活保護の申請を勧めたのでした。

仕事は事務職とかなら問題なく働けるとは思うけど・・・

それを会社側がどう受けとるかという悩みもあるんですよね。

そんな話を昼間ラインでしてたら、今日の夕方、Yahooニュースで「改正マイナンバー法可決」って。

<マイナンバー>適用拡大 金融資産監視強化 改正法成立
10月から国民全員に通知されるマイナンバーを、2018年から任意で預金口座にも適用する改正マイナンバー法が3日の衆院本会議で成立し、マイナンバーの活用範囲が現在決まっている制度より広がり、国による金融資産の監視体制が強化されることになった。一体で審議された改正個人情報保護法も成立。企業が持つ膨大な個人情報「ビッグデータ」が活用しやすくなる。行政の効率化や利便性向上が期待される一方、個人情報の管理が課題となる。(毎日新聞)

めっちゃリアルタイム・・・

 

2018年には、銀行口座もナンバーが紐付けられることが決定されました。

メモ

※2018年1月時点では、マイナンバーが必要なのは証券取引口座など一部の取引のみとなってます。

年金に関しては、情報流出問題もあったので、今回は見送りです。

メインは税金をきっちり徴収したいってことなんでしょうけど。

 

通院歴とかまで管理されるのかと思うと、私も嫌な気分です。

薬の重複処方を避けるみたいな感じなんでしょうけど。。。

一応、医療や介護、健康情報は将来的に・・・って話のようですが

 

彼女に言われるまで、そんな内容が盛り込まれる可能性があること、知らなかった私(恥)

みなさんは、どこまで内容を知っていますか?

安保安保も大事だけど、そっちに視線を作為的にやられている気もしない・・・(考えすぎ?)

何気ない日常を送っている場合ではないな~

貯金はタンス預金が増えるんでしょうかね。

そもそもこれだけのデータを本当にちゃんと管理できるんだろうか・・

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ララ

夫の無知から始まった借金生活。気づけば総額500万越え。 現在は任意整理し、粛々と返済中です。 「あのときはこんなに大変だったけど、今は毎日楽しい♪」と思えるように日々奮闘しています。 私の経験がどなたかの役に立てればと、ここに書き残しています。 詳しいプロフィール

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