最近、オットくんとは喧嘩をすることがなくなった。
暴言を吐かれることもないし、私が泣くほど傷ついたり怒ったりするような出来事もない。
私が望んでいた平穏
もちろん、今年の初めに発覚した嘘や裏切りを、完全に許してるわけではないし、この先も許しちゃいけないと思っている。
時々思い出して苦しくなったりもしていたけれど、この1ヶ月はそういうこともないなぁと、ふと思った。
夫が豹変し、私たち夫婦は一度終わった
去年のことだけは、直近の出来事で記憶も鮮明なこともあるけど、ほんとに思い出すだけで辛い。
いままでオットくんのモラっぽい発言・暴言等、いろんなことがあった。
でも結局すべては「お金がない・生活ができないくらい苦しい状況」から起こったことなんだと思う。
この数年、お金がないことでほんと苦しめられてきた。
それこそ借金地獄に落ちてしまって、抜け出せずにもがいていた。
借金を抱えていることも辛いが、お金を生み出すことすらできないのはもっと辛い。
当たり前に働いて収入を得ることができなかったオットくん
働いても働いても報われなかった私
原因はいろいろあったにせよ、その中心にあったのはずっと「お金」
オットくんはこの数年、転職を繰り返したり、腰を痛めたり、何をやってもうまくいかず、性格もどんどん変わってしまっていった。
この数年いろいろあった中でも特に辛かったのは、昨年の出産してからの1年。
ほんとに二人とも離婚を考えてたし、もう私たちは完全に終わったって思ってた。
いや、去年一度私たちは終わったんだと思う。
今にして思えば、オットくんは仕事も借金のことも親との関係も、あらゆることがうまくいかなくなったことで、ジワジワとおかしくなっていってたんじゃないかと思う。
そして、去年は一気に爆発してしまったのか。
こどもが生まれたプレッシャーも多少あったのかもしれない。
オットくんのメンタルは崩壊したのだろうか。
私に対して今までにないくらいきつかったし、もはや私には耐えられるものではなくなっていた。
一度終わった夫婦の歯車が再び回り始めた
でも状況が一転する。
今の仕事に決まり、働き出してたかだか半年しかたってないのだけど、嘘のように落ち着いてきた。
ある意味、奇跡。
別に裕福になったわけじゃない。
普通に生活ができて、当たり前のように支払いができて、返済ができている。
ただそれだけ。
一度、夫婦の縁が切れたのが好転したのか?なんて、思ったりもする。
最近、わけあって過去の記事を読み返したりしている。
よくこんなこと書いてたなぁとか、オット・・・クソだなって思う発言もあるんだけど
それらは記憶も薄れてきていて、他人事のようにも思えるのだけど
3年位前に、いまのこの状況に回復できていたらよかったのになぁ
去年のことは、早く記憶の底においやりたいけれど、残念ながらいちばん嬉しい出来事があった年でもあったから、余計に苦しい。
貧乏神は本当にいるのかもしれない
揉める原因は「借金」が一番の原因だったとは思うけど、お金の問題に人生狂わされた感が強い。
お金を求めて、焦れば焦るほど、悪いほうに進んでいく。
オットくんに関して言えば、ほんとに仕事運に恵まれなくなっていたし、何かに取り付かれていたのか呪われていたのかと思うほどだった。
実際、神社に行ったりしたこともあったけど・・・
今のオットくんは穏やかだ。
「きれいなジャイアン」になったかのようだ。
もしかしたら、本当に貧乏神は存在するのかななんて、ちょっと考えてしまう。
だってほんとに、憑き物が取れたんじゃないかなと思うくらいオットくんも家計の状況が変わりつつあるからだ。
以前は人が変わったかのように怖かったし、今と比べたら別人だ。
この生活が続くように、そしてマイナスどん底から短期間でプラスに転換したい。
もう、時間的にものんびり構えるほどの猶予はないから。
そして、二度と過去の自分たちには戻りたくないと思う。